アクセスダイアリーACCESS DIARY
  • 2015.5.9カテゴリー: ひとりごと

    制度も枠も超えて
    病院での退院前カンファレンスで、今日のこんな嬉しい日は想像できませんでした。



    生活してみないことにはプランも作成できない時のための小規模多機能型。大規模デイサービスでは対応が困難な高次脳機能障害者に特化した小規模デイサービス。それでも支援が難しい方たちのためのコミュニティ・カフェ。



    必要と思う社会資源ではあっても、維持と継続は大変です。

    ただ、スタッフの完全参加と支援を必要とする方の完全参加を目指そうとみんなで取り組んできました。



    高次脳機能障害が残っても、自分で行きたいところに行けて生活をインジョイすることは誰しもの願いです。デイサービスも行きたい場所であれば、電車やバスを利用して、運賃も自分で支払って目的地まで自分の意思で参加できるのが理想です。

    送迎減算というマイナス改定であろうとも、介護保険でしかできない生活リハビリを提供し続けていくつもりでこの4月を迎えました。何でも屋と思われがちな小規模多機能型も積極的に取り組み続けようと・・・



    コミュニティ・カフェの暖家支援にも自由に出入りしていただきたくて、ケアマネージャーが車両で送迎し始めてまずは2回目を終えた昨日の今日、何と!お昼ご飯を食べに一人でご来店!



    目を疑いました。一人で?歩いて?迷わずに?どれだけ時間がかかったの?

    お休みの職員も、業務中の職員も嬉しくてかけつけてくれました。「社長、何よりも嬉しい母の日のプレゼントですね」って。本当に嬉しかったです。



    制度も枠も超えて繋がろう・・・それが私たちが目指し続けているネットワークと地域づくりなんです。凹んでる暇はありません



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グラン(♂)

盲導犬協会から訓練を受けて、キャリアチェンジ犬としてアクセスにやってきました。