今日 車を運転して移動しているとき
小学生が防災頭巾をかぶって集団で歩いているのを見かけました。
教室で勉強しているより楽しいのでしょう、
笑顔がはじけているのは良いのですが
ふざけあって信号は見ていないし 一般の通行人に迷惑はかけているし
車の運転手もおっかなびっくり・・・。
実際に災害に遭遇したときのパニックをふと考えてしまいました。
頭巾をかぶっている集団は何とも可愛い光景です。
長男が小学校入学のとき
教室の座布団が防災頭巾になっていることを
初めて知りました。
関東大震災の教訓でしょうか。
東京にきて避難用の道具が店舗に並んでいることに気づきました。
私は関西の出身なので東京にきて真っ先に感じたことです。
無縁と思っていた天災でしたが阪神・淡路大震災が関西地方を襲いました。
早朝の電話で
「お母さんが電話に出ない」
とあわてた義姉の声から始まりました。
当時の勤務先も関西出身の転勤者 関西への転勤者、出張者と
社内も騒然とした日が続き 業務多忙のため
私は東京を離れることが出来ませんでした。
幸い 身内の被害は軽く済みましたが
知人の家の崩壊 訃報が届きました。
仕事の合間をぬって帰省したとき
ボランティアの逞しさに ただ感動するばかりで
自分の無力さが残念でなりませんでした。
その頃からでしょうか。
そのときに今の私の仕事は想像もしていませんでしたが
間違いなく 自分のやりたいことがはっきりと見えたような気がしました。