1月最後の日曜日。
高次脳機能障がい者と家族の茶話会「たまりば~」に参加させていただきました。
どの方が当事者でご家族なのかわからないことに実はびっくり(゚o゚;;
「目に見えない障害」と言われる所以で、制度の谷間による「行き場」のなさは深刻です。
社会資源の少なさの背景として、事業として成り立たないことも挙げられます。
理解とリハビリの専門性を追求すればマンパワーの問題もあり、思いだけでは難しいものがありますが、どう支援していけばいいのか、少しでも前に進もうとしているあったかさを感じました。
最近、私自身が居心地の良い場所を思うとき、環境や物品の豊かさではなく、わびさびの温もりを求めている気がします。すべてを捨てた時に得られる豊かさ・・・
なくしてみて気づく豊かさ・・・
そして美しさ・・・
とでもいえばいいのでしょうか。
若い世代が障がい者支援や介護にどんな思いで携わっているのか、この年齢になると若者を尊敬することすらあります。だからこそ、思いをかき消すような社会制度の壁で断念してほしくないと切に願うのです。
先日、高校生の就職面接の時の質問です。
「アクセスホーム「庵」の「庵(いおり)」ってどういう意味ですか?辞書で調べてもよくわからないんです。」
何ていい質問してくれるの、うれしいねぇ(((o(*゚▽゚*)o)))
うまく答えられなかったのですが
飾らなくても、何もなくても、居心地のいい場所はあるんだよ・・・みたいな事を言った気がします。
それをみんなで築いてほしいという願いを込めて・・・
池上本門寺境内のお茶室 大好きな散歩コースです。