「信頼関係」」「受容」「表出」「機会の創出」・・・
相談援助者として学びの場、実践の場でいつも使われている言葉ですが、患者や利用者のケアはされていても、遺族のケアがされていないのが現状です。
介護保険の目的で介護者の「介護軽減」はテーマにあげられますが、大切な人を失った時の悲嘆を軽減するところまではできません。
悲しみから抜け出し、少しでも悲嘆が軽減できる場が必要です。
医療・介護の従事者の葛藤のひとつなのではないでしょうか。
志しをもって業務に就いても、この葛藤が仕事を継続するか否かの分かれ道になる人たちも多いはずです。
寄り添う支援をします・・・と計画書に書いておきながら、記録や法令に神経をすり減らし、利用者とその家族に充分向き合える時間がない自分との葛藤もあります。
「生きている意味」って何だろう。
私なりの「支援」のあり方を問いながら「私らしさ」を追求しています。
何気なく、さりげなく・・・・