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「貯金なし、収入は年金のみ」の後見人業務で臨時給付金の手続きをすることが多いのですが、焼け石に水なんですよね。3万円という額を決して無駄に感じているという訳ではありません。1円たりとも無駄にできない生活の糧なので、すがる思いで請求をしています。ただ、低所得者高齢者にバラまく予算ってすごい額なんだろうな・・・と。

会社では、専業主婦の扶養を抜けて自分で社会保険に加入することを推奨することが最近多くなりました。勿論、会社も保険料を負担する訳で、法定福利費の膨らみを気にしていないわけではありません。労働保険料も然り・・・。

医療・介護・福祉業界では地域包括ケアシステムの構築と総合事業の話題でもちっきりですが、財源の確保や給付抑制等々だけが問題なのではなくて、将来を見据えた政策が聞きたいのです。「どうなるの？」ではなく「どうするの？」の知恵を絞り合うことが大切なんだと思います。わくわく♪しながら。るんるん♪になる選挙演説が聞きたいものです。

今日は、経営者の集まりである介護事業者協議会と大田区との懇談会がありました。基盤整備担当から、経営的に戦略的に事業者公募内容は果たしてどうなのかの本音もチラリ。経営層の知恵の出し合いが問われるところです。採算とマインドという意味では知恵ではなく「智慧」でしょうか。