今日はおおた高齢者見守りネットワークミニ講座の打ち合わせと、大田区被災地ボランティア調整センターの福祉分科会の打ち合わせがありました。
手をあげられない高齢者も含めたこれからの地域づくり活動と、被災地への支援と大田区に避難されてきた方たちへの支援活動と・・・
共通しているのは行政と市民(区民)の協働ですが、課題は申請主義であるお役所と、個人情報の保護です。
震災から3か月が経過しましたが、地震発生直後から直面したのは、従業員に東北地方出身者が多いことでした。
故郷を心配する従業員の心身の疲労は、時が経つにつれて増してきます。
特に今回は津波に呑まれた被災地と、先の見えない原発のふたつの問題があります。
家屋が全壊したわけでもない、見えない敵が潜む福島の方たちは、親族を頼って避難してきても、ひたすら家に帰りたい一心。疲労とストレスが蓄積して発病もし、家族としてもどうすれば良いのか困惑の日々が続いています。
介護業界で働いていても自分の親は別。
従業員のプライバシーと個人情報があります。
目の前にあるSOSを救ってあげることができません。
区で把握できていない避難者を職能団体で情報収集をしていますが、身の回りで起きている声すら公表できない現実もあります。待っているだけでは支援活動はできませんが、私たち福祉の専門職はアウトリーチをどこまで可能にできるのでしょう。
見えないニーズをどうキャッチし、個人情報の壁をどう支えていけばいいのでしょう。
今、私たちにできること・・・
何ができなくても、思いやりの気持ちを忘れないことと、見守り続けること・・・
小さなことを積み上げていく毎日を大切にしていくことなのでしょうか。
Kデイサービスからお声がかかり、午後のレクリェーションに行ってきました。
利用者さんが投げてくださったボールを、スタッフもグランと一緒に追っかけてくださり、楽しいひと時を過ごしてきました。
N有料老人ホームの管理栄養士さんともラブラブ
グランと一緒に癒しのプレゼントお届け活動奮闘中