卒業のシーズンでした。
被災地を思うと心が痛むばかりです。
精神保健福祉を勉強したくてこの年齢で大学に編入し、実は私にも卒業証書が届きました。
通信教育なので、スクーリングには北海道から沖縄まで全国から学生が集まり、各地方の情報交換も楽しみのひとつでした。
まさかこの時期に、この年齢で、被災地を含む全国の同窓生とメールのやりとりができるとは思いもしませんでした。少なくともこの卒業生たちが、被災地に思いを寄せて、今後自分たちにできる活動を展開してくれるはずです。
先週、被災地からご両親を連れて東京方面に避難されてきた方とお会いしました。道中の疲労と先々の不安からか、政府や行政の指揮への不満が募っていました。
実家の両親を迎えに行った従業員も子供たちの心配を余所に、この土地を離れる気はないと言われ「まったく頑固なんだから!」と顔だけ見て帰ってきました。
避難所から仮設住宅、そして復興へと進む中で、地域が分断されては、顔なじみや住み慣れた地域の良さが失われてしまいます。
社会的弱者とされる高齢者や子どもたちが、良かれと思われる環境に置かれても、心のよりどころが分断されては意味がありません。
車や交通網の利便性に甘えていた日常から一転して、移動手段を失った今回は、この東京でも様々な支障を来たしました。
子どもたちが歩いて登校している小学校を地区単位としたコミュニティ活動を充実させ、指揮をとる行政の無理強いではなく、行政側の負担を軽減する意味でも、住民参加型の街づくりが必要なのだと強く感じています。
グランのお兄ちゃんは仙台で盲導犬をしています。
頑張れジム!
チャチャママは6回の出産を終えてこの春には避妊手術をするそうです。チャチャママお疲れさま。 ありがとう