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研修が終わって、携帯のメーセージを処理しながら慌しく会社に帰って・・・というバタバタから開放されたくて、今日は銀座に行ってきました。



銀座線を使うことはあっても、銀座に来たのは何年ぶりでしょう・・・

一人でコーヒーを飲みながら、喫茶店の窓から銀座4丁目の交差点を見つめ、あの時代を否定も肯定もせず懐かしんでいました。



TシャツとGパン、素足でリュックという格好で銀座を歩いたのは初めて。

あの頃はスーツに身を包んで、頭のてっぺんから足の先まで形を整えて、「立場上、外見を大切にまずは形を整えて」という立場に忠実にキャリアウーマンもどきをやっていました。



昇進した時に部長から「書く道具はそれなりの物を持ってた方がいいよ」と、高級ペンのセットをもらったのもこの銀座。

師匠から成人式のお祝いに同じセリフで贈ってもらったのも万年筆でした。



明日は息子の30歳の誕生日。

節目に形として、そうだ　高級チックなボールペンにしようと予定外の買い物をしてきました。



実はどこの企業からもらったのか覚えていない社名入りのボールペンが、妙に書きやすかったりすると、ラッキーな気分で、すごーく大切にしているんですが、こだわりの仕事に向かう時、ふと文具を選んでいる時があります。



たかがボールペンされどボールペン。

銀座がどうしたされど今日は「ザ・銀座」