3日に大阪へ日帰りで帰った時、市内の電車の中で「そんなんお互いさんやん!」という会話が聞こえてきました。
あーいい言葉だなって、あの日のことを思い出しました。
私がこの業界に入るきっかけになった大震災の時のことです。
大阪パワーなのかどうか大阪人としてはよくわかりませんが、まだ介護保険がなかったあの時代に、窮地を救ったボランティアの底力・・・
時代の違いこそありますが、私たちが子どもの頃は「おたがいさん」で近所の人たちがごく自然に助け合ってきました。震災時はそれが大きく浮き彫りになっただけで、暮らしそのものにお互い様という気持ちが根付いていた気がします。
私はおてんばで、近所のおじさんによく叱られたものです。今はクレームがくるのでよその子どもには怖くて注意すらできません。
会社で仕事をしている時もいつも思います。
パーフェクトな人間なんかいるわけがない。得て不得てがあり、失敗なんて誰でもする。自分を知ってさえいれば、いいところも苦手なところもみんなで補い合えばいい訳で・・・
「おたがい様」の気持ちで、持ちつ持たれつの関係が築ければ、会社も社会もいうことなし!なんですがね。
なかなかこれが難しい訳で・・・
気にしたらあかん!困った時はおたがいさん!