先日、女性だけの建築家とデザイナーのチーム「WHAIS(ワイズ)」と、ディスカッションをする機会がありました。
アクセスが横浜で事業を開始した当時、福祉の住環境をテーマに結成した仲間の会社の社長と8年ぶりの再会です。
建築と福祉のお互いの歩みを振り返りましたが、当時掲げた「やさしさのしつらえ」は残念ながらまだ実践できていないねというのがお互いの実感でした。
高齢者・障害者にやさしい、生活の場としての快適な住まいと最適な生活用品は、これからも取り組んでいきたい課題です。
高齢者・障害者やその家族が「普通の暮らし」ができるための住居や道具であってほしい、そしてそれがオシャレであり、生活の中に自然にとけこんでこそ、生活の質も向上するのではと考えています。
家族のために、自分自身のために快適な環境と空間を考える、女性のための女性の視線によるプロジェクトチームである「WHAIS」とのコラボレーションが楽しみです。
メンバーから問い合わせがありました。
「任侠ヘルパー」のDVDを貸りて見ましたが、やっぱり介護業界のことはわからないので、現場で体験させてください!って・・・
建築家・デザイナーというと敷居が高い感じですが、誰と相談すればいいのか、安心して話せる相手なのかといった不安をお持ちの方、住まいのカウンセラーとして是非、気軽に相談してみてください。
アクセスで食事の支度をしたり、ゲームを一緒に楽しんでいるお姉さんが、ひょっとしたら「建築ヘルパー」かもしれませんよ?
(アクセスかわら版春号 福祉用具・住宅改修担当より)