今日、夕暮れに我が家の庭でトンボを見ました。
庭と言っても車が一台駐車できるスペースに1m四方程だけ土を残し、
駐車場はアスファルトです。
1m四方の唯一の花壇にはお気に入りの紫陽花があります。
4年前に鉢植えで買った紫陽花を地植えしたもので
今では私の背丈よりも高く、毎年見事な花を咲かせてくれます。
忙しさにかまけて水やりもしない庭に
翌年、季節を覚えていて沢山の花を咲かせてくれたときの感動を今でも覚えています。
決して良い土壌ではないのに地下水という自然の恵みと忘れていた私に花が季節を教えてくれたこと・・・・・。
その頃から都会の住宅事情の中で鉢植えの草花を育て始めました。
仕事を終えて帰宅して愛犬の部屋の掃除をしているときと草花に水をあげているときが一日の中で一番好きな時間になっています。
今日は車を駐車場に止めたとき、フロントガラスからトンボが飛んでいるのを見ました。
仕事に明け暮れている毎日の中で自分の家にトンボが来てくれたことがとても嬉しく、とても懐かしく、こののどかさを大切にできる余裕を大切にしたいものだと、しばらくトンボが飛び去った車の中で秋の訪れに酔っていました。