専門職と語ろう!という趣旨の公開講座をいくつか控えて、話し合う機会が増えています。標題は違っても、共通のテーマは「地域包括ケア」です。
医療と介護と福祉の各専門職が一同に集まって・・・となると、どうも難しい・・・
職種の壁というか、組織の中で置かれている立場の違いというか、的が絞れない長い話し合いになりました。
専門職は地域に飛び出せるのでしょうか。
私は何故地域に飛び出したのでしょうか。
人は人のためだったら頑張れる・・・
私の根底にあるのは矢張りこれだけです。
自分だけのためだったらすぐに放り投げれる。
自分だけのためだったら「私はいいからほっといて」になる。
誰かの役にたててこそ、自分の役割があってこそ、自分が保てる。
目に見えるキャッチボールの手応えとして「参加」を成果と考えると、地域づくりは複雑になります。
心で気持ちで参加していること、姿やかたち、返答は見えないけれど「一人じゃないからね」と発信し続けること・・・
「完全参加」とはそういうことなのではないでしょうか。
「私のことはほっといて」を作らない仕組みが地域に必要なんだと思うんです。
専門職が地域に飛び出すって、そういうことだと思うんです。
すくすく育て!
理屈抜きに、安心で安全な明るい地域を築きたいです!