大田区役所で被災者相談会がありました。
昼間はなかなか来れないかもと今日は夜に開催。
弁護士、司法書士、保健師、宅地建物、そして私たち福祉分科会という専門職が集まり、大田区に避難されている方たちの相談会です。
福島県の方が大半で、今後の住まいのこと、仕事のこと、子どものこと等の相談内容ですが、相談者は少なく、大田区が把握している100世帯280名の真の悩みに応えるにはどうすればいいのかを全員で話し合いました。
何を困っているのか聞き取りをし、守秘義務も含め、じっくり時間をかけて対応していこうという結論になりましたが、各専門家の熱心さに正直感動しています。
私たちは日頃、介護や福祉の相談援助者として業務に関わり、弱者救済というボランティア精神をかざし気味ですが、法律の専門家たちが手弁当で参加です。
行政担当者に「○○課長さん、一か月に一度の交流会や相談会ではなく、何かあったら遠慮しないですぐに、タイムリーに私たちに連絡してくださいよ」との発言も。
避難生活を支援していくために、行政と区民団体とで支援していく調整センターがあり、枠を超えた専門家たちの集団も加わり、その中に身を置いている自分の役割を再認識した日になりました。