アクセスダイアリーACCESS DIARY
  • 2011.1.7カテゴリー: アクセス日記

    生活支援の専門職
    昨年末の最後の仕事は、転院のお手伝いでした。

    認知症がすすみ、「お世話をしている人」と称する人に財産をすっからかんにされた独居の方で、「庵」で生活をされていましたが、食べれなくなり入院。胃ろう増設で在宅に終止符を打ち、茨城県の病院に転院されました。



    今年最初の仕事は、矢張り「お世話をしている人」と称する人による一文無しの認知症独居の方の相談でした。



    今日も、詐欺にあった精神障害者と認知症の母親二人暮らしの件で相談がありました。



    「無縁社会」「権利擁護」とどう向き合っていけばよいのでしょうか。

    いずれも成年後見人と2人3脚ですが、法律家の視点とソーシャルワーカーの視点の狭間で何かが違うという葛藤が続いています。



    医療と福祉と介護と法律の専門領域の論理は誰が、何をもって理解すればよいのでしょうか。

    「個人情報とプライバシー」「越権行為」を気にしながら、何をもって「自立支援」の専門職として胸を張れるのでしょうか。



    私の願いは「人として最後まで幸せに生きる(生活する)こと」です。

    無力感に襲われないように、どこに向かって業務を遂行していけばよいのか、しっかりと自分の立ち位置を確認しようと思った年の始まりです。



    挨拶回りの途中で、4月から担当する予定の「ふれあいパーク活動」本羽田第三公園に行ってきました。



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グラン(♂)

盲導犬協会から訓練を受けて、キャリアチェンジ犬としてアクセスにやってきました。