前職の生命保険会社では結果がすべての世界でした。
会議の席も成績順。日々が日報との戦いで、1カ月の実績を仕上げるのにどこにピークをもっていくのか、そして1年を通して売上強化月に焦点をあてながら年間の流れを構成していく。
職員の調子を観察しながら組織全体で数字を作り上げていき、既存のマンパワーで維持できない分、新人を採用して戦力になるべく教育をする。
数字という結果は、まぐれや運だけではついてきません。正しい努力と活動が数字という結果に繋がります。
この過程がたまらない刺激と達成感であり、結果に拘った戦術・戦略と技術に磨きをかけ続けた時代がありました。
その壮絶な数字の世界で部下と達成感について議論になったことがよくあります。
苦労の末、ドラマのように獲得した嬉しい契約と、会社が求める数字の大きい契約とどちらに達成感を感じるかについて・・・
なぜ1位を狙うのか。
ソチ五輪が終わりました。
うんざりする報道も山ほどありました。
日本人の戦略文化も話題になりました。
ただ言えるのは、1位を狙ったものにしかわからない、ってことだけです。