決して慣れるものでもなく、かといって悲しみに浸る間もなく、沢山の方をお見送りしていく日常で、ふと立ち止まってしまうことがあります。感情をコントロールできなくなって、やるせない気持ちに押しつぶされそうになる時があります。
少なくとも私たちが携わったご縁がある限り、社会から孤立しない状況でお見送りはできている訳ですが、心の奥底は知るよしもありません。
これで良かったのだろうか、幸せだったのだろうか、何か思い残すことはなかったのだろうか、そればかり気になります。何処から来て、どんな暮らしをしていたのかさえわからず支援をし、何処で永遠に眠るのかという時になってから、声が聞けなくなってから判断を迫られた時の葛藤はとても辛いものがあります。
私たち支援仲間は、仲間に助けられています。
仲間がいないと、とても抱え切れる問題ではありません。
心で繋がっている仲間に支えられています。
ハンディを背負った方たちの支援は、仲間と応援してくださる温かいエールがあるからこそ続けてこれたのだと思います。支援する側もされる側も関係なく、みんなで支え合えるのが人間社会なんだと、心からそう思います。
グランが繋いでくれる縁、グランの持っているパワーの不思議をいつも感じます。
グランのふるさとのお友だち、ももちゃんもお星様になりました。
ももちゃんの分も、精一杯グランらしく生きていきます。
空の上から見守っていてくださいね。