鉄腕アトムといえば先日、手塚治虫の物語をテレビで見ました。
妥協を許さず、自分本位を貫き、無理なものを無理ですと言わないので、いつも周りの人たちが振りまわっされ放し。
記憶が定かではないのですが、鉄腕アトムのあるワンシーンを覚えています。
やさしい心を持ち合わせていても、感情や感動がないことに悩んだアトムがお茶の水博士に頼んで、人間と同じ心臓をセットしてもらったんです。
そうしたら肝心な時に恐怖心で、手も足も出ず、また悩んでもとに戻してもらう・・・
こんな感じでしょうか。
こども心にその時思ったのは、ロボットって人間が操作できるんだ、そうだよな、人間が作ったんだもんな・・・
最強のロボットを作って戦わせてそれが増えたら、人間もやっつけられる時はないのかな・・・
心やさしい科学の子~♪
アトムは人間として暮らしてるんだから別に問題ないか!
ま、私は一応女の子でしたから、この程度の発想でしたが、泣いたり笑ったり、脅えたり感動したりできるのが人間なんだぁ、というのが素直な感想。
原子力という科学の力を考えざるを得ない現状と向き合っていますが、手塚哲学は「命」と向き合っています。
妥協を許さず、がむしゃらに書き続けた生き方に脱帽です。
科学と上手に付き合う術を、今一度考え治す時なのでしょう。
昨日は変なお天気で、急に雨。
車から降りる気なし・・・