今日のおおた社会福祉士会定例会のテーマは「保護司の役割について」でした。
更生保護って何だろうについて考えました。
国家公務員である保護観察官と違って、保護司は地域のボランティアです。
「黒子に徹することが原則です」という言葉が印象に残りました。
個人情報も然ることながら、人の立ち直りを支えるという本来の役割の原則です。
私たち社会福祉士に絡むような事例の件で、法務省と厚生労働省の壁の話しにもなりました。
それぞれの専門職や関係者が縦割りであっては社会の中で立ち直ることは困難です。
先日、小規模多機能型の第1回運営推進会議を実施しました。
地域福祉課の職員、地域包括の職員、町内会会長、民生委員・児童委員・保護司、地域住民の代表者等の方たちで構成されていて、防災活動や公園での行事参加等による地域活動が主な議題でした。
企業人としてではなく、経営者としてでもなく、地域の社会資源のひとつとして必要とされていることを感じ、嬉しくもあり、遣り甲斐をあらためて実感させていただきました。
地域の方たちの協力があってこそ、社会参加が可能になり、自分とも真摯に向き合えます。
立ち直りを支えるのは「地域のちから」なのです。
アクセスの前にあるダスキン羽田さんのお祭り
雨でも沢山の子ども連れで賑わっていました