「福祉の民営化」について最近社内でよく討議をします。
先月は社会福祉士養成校の実習生と過ごしたこともあり、私たちの役割なり職業観について一緒に考えることが多くなりました。
介護保険制度改正を踏まえ、地域包括ケア実現に向けた取組み方針や活動紹介も活発になってきています。
介護保険を機に措置から契約になり、利用者が自ら選択し、専門職は自立を支援する・・・福祉とは?幸せとは?満足とは?
先日「高齢者住宅新聞」の取材がありました。話が脱線して住宅の話以外のことで盛り上がったまま時間になってしまいましたが、私が住宅というハード面にこだわっていないことが原因。「住まい法」の改正で必然的に今の選択技になっただけで、なぜ「住まい」を提供するに至ったかの背景が問題。
「住む場所がない」方たちを、少なく乏しい情報の中でリスクを背負いながら提供しているサービス付き高齢者住宅。国土交通省の視察の際「民間がここまでやってるのか・・・」と溜息。それだけ?
東京都に助成金の申請をしても、購入した土地に根抵当がついているから銀行から貸りれるでしょ。それだけ?
一人分の給料しか出ない介護報酬で常勤換算2名。非常勤であれば3名を確保しなければ法令遵守できない人員配置。それでも法人全体で収支を計ろうと四苦八苦。
心身ともに疲労を伴うヒューマンサービスの雇用管理。精神障害者手帳所持者も役割をもった立派なケア職員の一員です。法律通り、指導通り、完全な業務を遂行できる者は私も含め誰もいません。
ソーシャルワーカーとして、営利法人の福祉経営者として、確固たる方針とビジョンとそしてミッションを掲げ、事業計画作成に奮闘中です。もうすぐ春
グランはデイサービスの男性利用者さんチームに大人気