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要配慮者利用施設として「洪水時の避難確保計画」を作成中です。防災部員として、高齢者支援の専門職として、町会や地域とどう繋がっていくべきか、昨年の台風では課題を沢山残しました。

明日は町会の防災訓練です。準備のために集会室に集まると、部員たちに「猫が死にそうだよ。もうダメだよな。かわいそうにどうしようか・・・」と相談されました。交通事故にでもあったのでしょうか。寒空の下で放置しておくのも可愛そうで手当をしてあげようとタオルに包んでだっこしてやりましたが、出血もしていて手遅れのようです。徒歩2分の自社に着いた途端、苦しそうに最後の声を挙げて旅立ちました。

「痛かったね。頑張ったね。何もしてあげられなくてごめんね。」

遅番の従業員が温かい箱をすぐに用意してくれて、裏口の軒下で眠っています。ノラちゃんだとは思いますが、もし探していらっしゃればと思い、一晩か二晩お預かりしますね。

どういう縁だったのでしょう。ほんの数分の出会いでほんの一瞬だけ腕に抱かれて・・・